生命現象を化学的に考察し
生命の謎解きに迫る
「21世紀はバイオの世紀」と言われています。生命現象に関する知識は、生物に共通の原理であるDNAの遺伝情報を基盤にした『生命現象の普遍性』を明らかにしました。また、生命現象を「タンパク質の分子構造で理解し、1つのシステムとして捉える」など、新しい生物学の分野へと発展しています。本学科では、生命現象を化学の目で捉えて理解することを目標におき、その基本原則である生体構成物質の構造とその多様な生理機能、生命活動の制御因子、生体機能発現物質等に加えて、細胞内情報伝達系や遺伝子発現機構まで、生命現象をとりまく基礎と応用の教育を展開し、さらなる新分野に対応できる基盤を構築しています。

生命の本質と仕組みを探る生物化学領域、生体物質の構造と機能から生命現象を研究する細胞制御化学領域、食品機能と成分の機能を探る食品機能化学領域、地球の環境維持と保護の技術に取り組む環境化学領域の4つの専門研究領域を設けています。3年次までに修得した基礎学問と基礎技術からより専門性の高いテーマへと連携し、方法論の確立、情報収集(学術論文の講読)、専門技術の習得、データ処理と解析および卒業研究論文の作成など、1つのテーマのもとで研究を行うことにより、科学的視野の拡大と理論的思考法を総合的に学びます。
講義科目の充実はもちろんのこと、実験科目を多く取り入れることで、知識のみにとどまらず、手法や技術を体験的に学ぶためのカリキュラムを構築しています。
1〜4年次まで、学生一人ひとりの興味や目標に応じて、生物資源学科・生物環境システム学科の開講科目からの選択履修も可能となっており、より広い視野で専門知識を高めることができます。