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大学・短期大学 20系統92分野別 学び★ガイド

薬学

薬学。ってどんな学問?

薬学は、医薬品の製造や医薬品を医療現場で使っていく方法を中心に、生命科学全体にかかわる幅広い研究を行う学問です。
医療の進歩のなかで、クスリの果たす役割は非常に大きいものがあります。いまでは多くの病気がクスリで治せるようになり、さらに最近では、ヒトゲノム(人間の全遺伝情報)をベースにした創薬の研究も進められようとしています。薬学は、こうした医薬品にかかわる研究に取り組むとともに、食品添加物や環境物質の影響、DNAや細胞など生命機能そのものの研究なども進め、生命科学の一翼を担う学問として発展を続けています。

応用化学。とどこが違うの?

クスリは、ほとんどが化学反応を利用してつくられた化合物です。そのため、応用化学でもクスリにつながる有用物質の合成を研究しています。しかし、応用化学はクスリだけを研究対象にしているわけではありません。薬学は、クスリの合成を専門的に研究し、その使い方まで総合的に追究するのが特色です。

どんなことが学べるの?

薬学では、学ぶジャンルとして、製薬学、医療薬学、衛生薬学があります。製薬学では、医薬品の開発や製造が主なテーマで、医薬品になる有効物質の合成方法、クスリの作用、安全性の確認、製造技術などを学びます。医療薬学は、医薬品の使い方に焦点をあて、医薬品の生体への作用、効き目の評価、調剤の方法、品質管理などを学びます。衛生薬学は、公衆衛生や食品衛生とともに、環境中の物質が人体におよぼす影響などについても学びます。
薬剤師を養成する課程では、5年次を中心に病院と薬局で2か月半ずつ実務実習を実施。6年次には課題研究にも取り組みます。

学校選びのポイント

2006年度入学者から、薬学教育が「6年制」と「4年制」の2本立てになりました。6年制課程は薬剤師の育成が主目的で、薬剤師国家試験の受験資格は、基本的にこの課程修了者に与えられます。各大学の特色や実習内容をよく調べて、自分の将来像に合った学校を選ぶようにしましょう。

学びのトレンド

薬学部の6年制課程では、2010年度から(5年生から)長期の実務実習が始まります。これまでの実務実習が約1か月だったのに対し、事前実習1か月、病院2か月半、薬局2か月半で計6か月にもおよびます。内容も、処方せんの受け付け、調剤、医薬品の交付、医薬品の管理、ベッドサイドでの患者とのコミュニケーションなど参加型で、実践的な知識を身につけることができます。

知識&技術の生かせる職場・職業
薬剤師
衛生検査技師
食品、環境衛生関連
医薬品や化粧品の研究、開発、製造、販売 など
関連資格
薬剤師
登録販売者 など
関連分野・学問
医師養成
歯科医師養成
保健
応用化学
生命科学 など
学べる学科
薬学科
生命薬科学科
医療薬学科
健康薬学科
漢方薬学科 など

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