林産学。ってどんな学問?
林産学は、森林機能の解明、森林資源の育成や有効利用、森林の環境保全などをトータルに研究する学問です。
普段見過ごしがちですが、私たちの生活は森林の恵みによって成り立っています。住宅、家具、木工品、紙製品など暮らしを支える数多くのモノが森林資源からつくられているのです。同時に森林は、多種多様な植物・動物を育み、生態系システムの根幹を成すものでもあります。さらに、二酸化炭素の吸収と酸素の供給、雨水の浄化と水資源の涵養など地球環境を守る役割も果たしています。その森林を総合的に研究するのが林産学です。
地球・環境学。とどこが違うの?
地球・環境学でも、森林について研究することはありますが、それはさまざまな分野の一つとしてです。林産学の場合は、森林に焦点をあて、森林の生態系システム、森林の機能、森林資源の育成、有効利用、木材の加工、森林の保護などあらゆる角度から専門的に研究していくのが特色です。
どんなことが学べるの?
森林資源の生産にかかわる分野では、森林の植物の種類や特徴、森林の動物の生態、森林の土壌、森林で樹木を育てる方法、森林全体の育成などを学びます。森林経営にかかわる分野では、森林に関する政策、森林を計画的に利用していく方法、森林全体の有効活用、林業の経営などについて学びます。
森林資源の利用分野では、木材としての性質、加工法、製紙の方法、森林資源のリサイクルなどを学び、森林環境にかかわる分野では、森林の保護、水資源の保全、災害防止、地球環境と森林の関係などを学びます。また、演習林での実習も行います。
学校選びのポイント
林産学は、関連学科を設置している学校がそれほど多くないので、各校の内容をひと通り調べて、それぞれの特色をつかむようにしましょう。また、生物生産・資源学に分類される学科で、林産学に関連した内容を学べる場合もあります。そちらも調べてみると学校選択の幅を広げることができます。
学びのトレンド
林産分野では、森林資源の生産や活用だけでなく森林自体の保全も重視しています。森林は、木材資源の供給、二酸化炭素の吸収による地球温暖化防止、多種多様な動植物への生息の場の提供、雨水の貯留と河川への供給など、人間や地球全体に不可欠な役割を果たしています。その森林を守り、育成していくことをめざして、森林機能を解明するとともに保全方法を探っているのです。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
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| 林野庁・地方自治体 |
| 林産・木材関連 |
| 製紙関連 |
| 環境関連 など |
| 関連資格 |
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| 測量士 |
| 樹木医 |
| 学校教員免許(理科、農業) |
| 林業改良指導員 など |
| 関連分野・学問 |
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| 生物生産・資源 |
| 生命科学 |
| 地球・環境 |
| 化学 など |
| 学べる学科 |
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| 森林科学科 |
| 森林資源科学科 |
| 森林総合科学科 |
| 環境森林科学科 など |





















