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大学・短期大学 20系統92分野別 学び★ガイド

農業工学

農業工学。ってどんな学問?

農業工学は、工学的な技術によって、農地の整備、保全、効率的な農作業を可能にする農業機械などの研究をする学問です。
農業を営むには、まず生産基盤として農地を整えなくてはなりません。各地域の地理的環境や気候風土、土壌、用水などの条件に適した農地づくりと保全が必要なのです。一方、農作業は大変な労力を要します。そこで、機械や器具を活用することで労力を軽減し、生産性を向上させていくことも重要です。こうした農業基盤の整備を、工学的な立場から追究するのが農業工学という学問であり、通常、農業土木系と農業機械系に大別されています。

土木工学。とどこが違うの?

土木工学は、道路、橋、鉄道、空港、港湾、堤防、上下水道などの計画、設計、施工を研究する学問です。農業工学のうち農業土木系は、土木工学の技術も踏まえながら、農地およびその周辺を整備し農業生産の基盤をつくるとともに、農地および地域の環境保全などもめざして研究していくのが特色です。

どんなことが学べるの?

農業工学のうち農業土木系では、農地をいかに計画するか、農地を造成する方法、農業用水をどのようにして確保し利用するか、土地の改良、農地を良好に保つ方法、さらには地域全体の環境改善などまで学びます。そして、地形や地質など地域の特徴も踏まえながら、生産基盤としての農地整備を追究していきます。
農業機械系は、農産物の生産や出荷などに使われるトラクター、田植え機械、コンバイン、温室の栽培システムなどさまざまな機械器具の開発、設計、製造、運用、管理を幅広く学びます。また、測量や農作業体験などの実習、機械の実験なども行います。

学校選びのポイント

農業工学は、土木工学、機械工学などと深い関連があり、それらの学問でも農業に適用できる技術を学ぶことができます。そこでまず、どの学問が適しているか見きわめましょう。農業工学なら、学べる学校は多くないので、各校の内容を詳しく調べ、土木系、機械系のどちらに重点を置いているかも確認しましょう。

学びのトレンド

水は農作物生産に不可欠な要素の一つですが、農業工学では水に焦点を当てた研究も行っています。灌漑(かんがい=農地に水を供給すること)はもちろん、気象、土壌、植物の生育状況なども踏まえながら水の利用技術を追究しているのです。さらに、農地だけにとどまらず、降雨などによる自然災害の予測や予防、砂漠の緑化などまで視野に入れて幅広い研究が進められています。

知識&技術の生かせる職場・職業
農業機器開発・製造
各種農業団体
環境関連
官公庁 など
関連資格
学校教員免許(理科、農業)
測量士
改良普及員(農業) など
関連分野・学問
農学
生物生産・資源
畜産・酪農
土木・建築
機械工学 など
学べる学科
農業工学科
生物環境工学科
地域農業工学科 など

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