理工。ってどんな学問?
理工は、理学と工学の複数の学問を融合して、科学技術の先端領域を研究する学問分野です。
理学は自然界の真理を探究することが使命であり、工学は理学の成果を実用面に応用していく役割を担っています。しかし、理学においても応用を視野に入れた研究は重要であり、工学においても基本的な原理の解明が必要になることもあります。そのため理工分野では、理学と工学の垣根を越えた幅広い知識を踏まえて、新たな視点で光、機械、情報、生物・生命などにかかわる先端的なテーマにアプローチしているのです。
工学総合。とどこが違うの?
工学総合も理工も、専門細分化する学問の垣根を超えて各種のテーマに取り組みます。しかし、工学総合は基本的には工学系統の学問を組み合わせて研究を進めるのに対し、理工の場合は理学系統と工学系統の学問を融合させながら研究を進めるのが特色で、応用面だけでなく原理そのものの追究も重視しています。
どんなことが学べるの?
学ぶ内容はテーマごとに異なります。たとえば光関連では、情報工学、電子工学、システム工学、材料工学、物性科学を融合的に学び、光材料、レーザー、光デバイス、光通信などについて研究していきます。機械関連では、機械工学を幅広く学んだうえでメカトロニクスなど専門領域を深く掘り下げていきます。情報関連では、コンピュータ技術と電気・電子工学を融合し、情報処理のハード・ソフト両面の研究を進めます。生物・生命関連では、バイオテクノロジーなど工学的手法による生物生産の高度化、遺伝子や細胞レベルの生命現象などを研究していきます。
学校選びのポイント
この分野は、研究テーマが多種多彩なので、学校・学科ごとにどのようなテーマを対象にしているのか調べてみましょう。また、同様なテーマでも理学系統あるいは工学系統で研究している場合もあるので、より専門性を追究したいのか、工学・理学を融合した研究をしてみたいのか、よく考えてみることも大切です。
学びのトレンド
機械や電気・電子などの分野と生命を扱う分野が急接近し始めています。それぞれの分野を結びつけるテーマが次々に登場しているからです。遺伝子など膨大な生命情報の解明への情報科学の応用、生命体が持つ情報処理機能のコンピュータへの応用、人間と機械との協調、医学分野への機械技術や材料技術の応用などをめざして工学と理学を融合した最先端の研究が進められています。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
|---|
| 家電・電子機器関連 |
| 医薬品・化粧品関連 |
| 化学工業関連 |
| メカトロニクス関連 |
| ナノテクノロジー関連 など |
| 関連資格 |
|---|
| 学校教員免許(数学、理科) |
| 電気主任技術者 |
| 基本情報技術者 |
| 無線従事者 |
| 学芸員 など |
| 関連分野・学問 |
|---|
| 機械・自動車工学 |
| 電気・電子 |
| 情報工学 |
| 物理 |
| 生命科学 など |
| 学べる学科 |
|---|
| 光システム学科 |
| エレクトロメカニクス学科 |
| 電気電子生命学科 |
| 知能システム工学科 |
| 電気・情報生命工学科 など |




















