商船学。ってどんな学問?
商船学は、船舶による航海の方法、船舶を動かす機関(動力や運航システム)、船舶による輸送と流通などを研究する学問です。
船は大昔から遠距離輸送の手段として欠かせないものでした。航空機が発達した現代でも事情は同じ。とくに四方を海に囲まれた日本では、貨物の輸出入はほとんど船舶に依存しています。また、大型客船の旅が人気を集めるなど観光でも船舶が活躍しています。商船学は、こうした貨物船や客船を安全かつ的確に運航するための航海術、船舶のエンジンや運航のためのシステム機器、さらには陸上も含めた輸送・流通全般について研究しています。
船舶工学。とどこが違うの?
船舶工学は、船舶や海洋で使う設備機器などを設計、製造するための学問です。商船学は、そうしてつくられた船舶で大海原を正確に航海するための方法、船舶の機関(動力部分や運航システムなど)にかかわる技術を研究することが目的です。ただ機関などは船舶工学と共通する部分もあります。
どんなことが学べるの?
商船学は、船舶の運航にかかわる分野、陸上まで含む流通にかかわる分野に大別されます。運航分野のうち航海に関するものとして、海洋そのものの特徴、航路のとり方、航海の方法などを学ぶとともに、海に関する法律、産業としての海運なども学びます。機関に関するものは、動力部分を中心に船舶の構造や運航にかかわる各種機器、運航管理などについて学びます。流通分野では、海上輸送の計画、海上および陸上の流通システムの設計、流通拠点となる施設づくり、流通の情報管理などを学びます。これ以外にも、海洋で使用する電子機械について学ぶ分野があります。
学校選びのポイント
商船学には、船舶の運航、流通システム、海洋電子機械などの分野があるので、それぞれの内容を理解したうえで、何を学びたいのか考えてみることが大切です。学校自体は数が少ないので、各校の特色を詳しくチェックしましょう。もし、船をつくることに関心がある場合は、船舶工学が適しています。
学びのトレンド
海洋に関する総合的な法律として、海洋基本法が2007年に制定、施行されました。基本理念として、海洋の開発・利用と環境保全、海洋の安全確保、科学的知見の充実、海洋産業の発展、海洋の総合的管理、国際的協調を掲げ、施策を推進するため内閣に総合海洋政策本部を設置。これによって日本の海洋利用はさらに促進され、商船学を学ぶ人材への期待も高まっていくことでしょう。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
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| 船舶職員 |
| 海運関連 |
| 造船・重機械工業 など |
| 関連資格 |
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| 海技士 など |
| 関連分野・学問 |
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| 船舶工学 |
| 機械工学 |
| 電気・電子 |
| 情報工学 |
| 地球・環境 など |
| 学べる学科 |
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| 航海学科 |
| 海事システム工学科 |
| 海洋電子機械工学科 |
| マリンエンジニアリング学科 など |





















