航空宇宙工学。ってどんな学問?
航空宇宙工学は、飛行機、ヘリコプター、宇宙ロケットなどの開発、設計、製造、運用にかかわる研究をする学問です。
鳥のように空を飛べたら、という人類の夢はライト兄弟によって実現されました。それから100年、いま人類は宇宙旅行を観光商品として企画したり、火星への有人飛行を考えるところまで到達しています。航空宇宙工学は、そうした空(宇宙を含む)を飛ぶ機械をつくり出し、進化させ、さらに高度なレベルをめざして研究に取り組んでいるのです。また、宇宙ステーションや人工衛星なども航空宇宙工学の重要な研究テーマになっています。
機械工学。とどこが違うの?
航空機やロケットも機械の一種なので、航空宇宙工学は機械工学の要素を多分に含んでいます。ただ、空や宇宙空間は地上とは環境が異なり、機械には極限の性能が求められます。そのため航空宇宙工学は、機械工学、電気・電子工学、情報工学などを総合化して、非常に専門性の高い研究を進めていくのが特色です。
どんなことが学べるの?
航空宇宙工学で学ぶ内容は、流体力学、構造力学、推進、航行などの分野があります。流体力学では、航空機などが空気中を飛ぶとき機体に働く浮力や空気抵抗、機体の周囲をどのように空気が流れるかなどを学びます。構造力学では、航空機などが飛ぶとき機体の各部に加わる力の強さ、それに耐える構造や材料、機体の設計方法などを学びます。推進は、航空機やロケットの推進力を生み出すエンジンについて、それぞれのしくみや設計方法を学びます。航行では、航空機などが安定して飛べるように操縦するシステム、コンピュータによる自動制御などを学んでいきます。
学校選びのポイント
航空宇宙工学は、機械工学と共通点の多い学問です。そのため、航空機に興味があるけれど幅広く機械の知識を身につけたいという場合は、機械工学が候補になります。航空宇宙工学の場合は、学べる学科が多くないので、各学科を詳しく調べることが大切。人工衛星なども研究するなど、それぞれに特色があります。
学びのトレンド
2008年、国際宇宙ステーションで日本初の有人宇宙施設「きぼう」の設置が始まりました。船内実験室と船外実験プラットホームなどを合わせると長さは約20m、幅は約9mもあり、部品総数は200万点にものぼります。計画段階から20年を経て実現した有人宇宙施設は、その名のとおり日本の宇宙開発の希望の星ですが、こうした宇宙機器の技術を追究するのも航空宇宙工学の役割です。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
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| 航空関連 |
| 航空・宇宙機メーカー |
| 宇宙開発事業団 |
| 関連機器のエンジニア など |
| 関連資格 |
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| 航空整備士 など |
| 関連分野・学問 |
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| 機械・自動車工学 |
| 電気・電子 |
| 情報工学 |
| 材料工学 |
| 物理 など |
| 学べる学科 |
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| 航空宇宙工学科 |
| 機械科学・航空学科 |
| 宇宙航空システム工学科 |
| 航空宇宙工学科 など |





















