応用物理学。ってどんな学問?
応用物理学は、物理学の研究によって得られた成果を工学分野の研究や産業に応用していくことをめざす学問です。
物理学の研究によって解明された物質の構造や性質、自然現象の法則性などは、必ずしもそのまま工学や産業に結びつくわけではありません。そこで、物理学の成果を生かすため、応用面の研究を担うのが応用物理学です。応用物理学の研究範囲は非常に広いのが特色。物理学の研究成果と手法を用いて、光学、新材料、電子部品、コンピュータ、ロボット、液晶をはじめ工学や産業のさまざまなテーマに取り組み、新技術の開発をめざしています。
物理学。とどこが違うの?
物理学は、物質の究極構造や性質、電気や磁気、力の働きなど自然界の謎を解明し、法則を発見することを使命としています。応用物理学は、そうした物理学の成果を応用して、工学や産業に結びつく新しい技術を開発していくのが特色で、応用物理学の発展は、工学全体の発展や新産業の創出にもつながります。
どんなことが学べるの?
応用物理学では、低学年次から順次、数学、電磁気学(電気と磁気およびその相互関係)、熱力学(エネルギーとしての熱の力)、量子力学(原子核や電子などミクロな世界の力学のことで、現代物理学の中心)、コンピュータの原理などを学んでいきます。
そのうえで高学年次には、光学、固体物理学(物質の性質を量子力学によって考える)、量子エレクトロニクス(レーザーなど)、プラズマ(物質の第4状態、つまり気体の次の状態)の物理、デジタル信号処理、情報理論(情報を数値として扱う)などを学びながら、工学諸分野へ応用していく方法を探っていきます。
学校選びのポイント
応用物理学は物理学をベースにしているので、純粋に自然界の謎を追究したいなら物理学を検討してみるといいでしょう。応用物理学の場合、研究対象が多岐にわたるため、大学によって研究分野が少しずつ異なるケースもあります。そこで、研究室レベルでどのような研究を行っているか調べてみることも大切です。
学びのトレンド
応用物理分野では、ナノテクノロジー(10億分の1メートル単位の技術)も重要なテーマです。たとえば、生体ナノマシンにつながる研究も行われています。体の中では数ナノメートルの分子が、体に必要なものをつくったり運んだりしていて、2足歩行のような動き方をする分子もあります。そうした分子の動くしくみを解明して、ナノマシン開発に結びつけようとしているのです。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
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| 自動車関連 |
| 家電・電子機器関連 |
| コンピュータ関連 |
| エネルギー関連 |
| 通信関連 など |
| 関連資格 |
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| 学校教員免許(理科) |
| 関連分野・学問 |
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| 物理 |
| 数学 |
| 理学 |
| 機械・自動車工学 |
| 電気・電子 など |
| 学べる学科 |
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| 応用物理学科 |
| 物理工学科 |
| 物理情報工学科 |
| 量子・物質工学科 |
| 知能システム工学科 など |





















