画像工学。ってどんな学問?
画像工学は、テレビや印刷など視覚情報の表現手段やその材料、情報通信の技術などを研究する学問です。
現代は高度情報化社会。私たちはあふれるほどの情報に囲まれて暮らしています。それも昔のような文字中心の情報ではなく、視覚や聴覚に訴える情報が急増しているのが特徴です。そうした情報を取り巻く環境の変化も踏まえながら、印刷技術、写真技術、光学的コピー技術、印刷技術を応用した超微細加工技術、テレビやコンピュータなどの画像設計技術、CG、無線通信、光通信、データ通信などを研究するのが画像工学です。
メディア学。とどこが違うの?
メディア学は、情報を表現するメディア(テレビやコンピュータなど)についても研究しますが、主な目的は、表現する情報自体をどのようにつくるかということです。画像工学は、つくられた情報をテレビやモニターに画像として表現するための技術、情報を伝達する技術などを研究します。
どんなことが学べるの?
画像工学では、人間が光、色彩、形、動きなどの視覚情報を認識するしくみ、視覚芸術の歴史と理論などについて学びながら、イメージを画像として表現する方法を学びます。同時に、画像情報の蓄積、伝達、加工などの工学的システムも学びます。また、光材料、光デバイス、光計測などを専門的に学ぶ分野もあります。
通信関連では、情報を電気信号に変換する方法、電波による通信、有線による通信、情報のデジタル化、光を使う通信技術、コンピュータのネットワーク、インターネットなど広域の情報通信などについて、電気・電子工学や情報工学も含めて学びます。
学校選びのポイント
画像工学は単独の学科が少ないので、各学科について詳しく調べてみましょう。また、画像工学の場合、メディア学や映像関連の学科も共通点が多いため、そうした学科と比較してみることも大切です。通信工学は電気・電子工学の学科で学ぶこともできるので、そちらも選択肢に加えましょう。
学びのトレンド
電子ぺーパーが本格的な実用段階に移行しつつあります。電子ペーパーは、厚さが1mm未満で丸めることもできる表示装置。書き換え時にわずかな電力を使用しますが、表示中は電力不要で半永久的に表示が可能なため、省エネルギーにもつながります。画像工学分野では、この電子ペーパーの研究も進めていて、より精細でより使いやすい電子ペーパーの実現をめざしています。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
|---|
| コンピュータ関連 |
| 家電・電子機器関連 |
| 通信関連 |
| 映像・メディア関連 など |
| 関連資格 |
|---|
| 無線関連の資格 |
| 画像処理エンジニア検定 |
| 情報処理関連資格 など |
| 関連分野・学問 |
|---|
| 電気・電子 |
| 情報工学 |
| 応用物理 |
| メディア |
| その他芸術 など |
| 学べる学科 |
|---|
| 画像設計学科 |
| 光応用工学科 |
| 光・画像工学科 |
| 映像クリエーション学科 など |




















