中高教員養成。ってどんな学問?
中高教員養成は中学校、高校の教員になるために必要な専門知識や指導方法を、一般学科に所属しながら学ぶことができる分野です。
中学から高校の6年間は、子どもから大人になっていく成長過程にあたります。自分の将来を少しずつ考え、それに向かって進むべき進路を考えていったり、社会性を身につけていったりします。この分野では、そうした生徒たちの教育を担う中学校、高校の教員を養成しています。この分野の特色は、一般学科でそれぞれの専門分野を学びながら、「教職課程」と呼ばれる課程の科目を履修することで教員免許が取得できることです。
学校教員養成。とどこが違うの?
学校教員養成は、それぞれの課程や学科が教員養成そのものを目的にしているため、教育の理念、教育制度、教育方法などをより幅広く学ぶ傾向があります。中高教員養成は、一般の学科で専攻する内容を専門的に学ぶことを中心に、並行して教職に就くために必要となる科目を学んでいくのが特色です。
どんなことが学べるの?
中学、高校の教員免許を取得するためには、「教科に関する科目」と「教職に関する科目」を学ぶ必要があります。このうち教科に関する科目は、英語、国語などの教員免許ごとに、関連する専門的な科目群を学びます。この分野の場合、たとえば英語なら所属する英語学や英米文学の学科で学ぶ内容が教科に関する科目に相当します。教職に関する科目は通常、教職課程で教育の意味、教育に関する思想、教育制度、教師のあり方、教育方法、児童心理などを学び、教育実習にも取り組みます。このほか憲法、情報機器操作など免許取得に必要と指定されている科目も学びます。
学校選びのポイント
いちばん大きなポイントは、この分野で学びたいのか学校教員養成分野で学びたいのかをよく考えることです。この分野なら関心の深い学問をより深く研究できます。学校教員養成分野なら教育にかかわるテーマをより幅広く学ぶことができます。その点を考慮して分野を選び、各校の特色を調べてみましょう。
学びのトレンド
この分野では所属する学部の科目と教職課程の科目を学ぶため、各校ごとに科目履修への配慮をしています。たとえば、学部に教職課程担当の教員を配置して学部全体で時間割を調整し、必修科目と教職課程の科目が重ならないようにしているところもあります。そのぶん教職課程の科目が1時限目に入ることも多いのですが、高校時代の生活リズムを守ればムリなく対応できます。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
|---|
| 中学校教諭 |
| 高等学校教諭 など |
| 関連資格 |
|---|
| 学校教員免許 など |
| 関連分野・学問 |
|---|
| 教育学 |
| 日本文学 |
| 歴史・地理・文化財 |
| 数学 |
| 物理 など |
| 学べる学科 |
|---|
| 中等教育教員養成課程 |
| 日本語日本文学科 |
| 英語教育学科 |
| 文化財学科 |
| 生物化学科 など |





















