歴史・地理・文化財。ってどんな学問?
歴史・地理・文化財は、人間が社会生活を送るようになってから現在に至るまでのあゆみ、地形や気候、人間の空間的な活動、有形無形の文化財などを研究する学問です。
歴史は、社会や国家の形成と発展、制定された制度、文化や生活の変遷など人間の時間的営みのすべてを対象に、史料と呼ばれる文献や木簡、史跡などをもとに検証します。地理は、地形や気候などを対象とする自然地理、産業や集落などを対象とする人文地理、特定地域を自然・人文の両面から探る地誌があります。文化財は、古代の遺跡や遺物から近現代の文化財まで研究します。
地球・環境学。とどこが違うの?
この分野の地理学のうち自然地理は、地球・環境との共通点が多くなります。ただ、地球・環境は、地球中心部から大気圏、さらに他の惑星まで対象に、組成や成分、自然現象まで研究しますが、自然地理は地形、地質、気候などに重点を置くのが一般的です。また、人文地理、地誌というジャンルがあるのも特色です。
どんなことが学べるの?
地理は、地理学の歴史、地図の図法などを学んだうえで、自然地理では地形、地質、海洋や陸水(川や湖沼)、気候などを学び、人文地理では日本や世界各地の都市や集落、産業などを学習。地誌では特定地域を詳しく学びます。歴史は、低学年次に歴史学のあゆみ、研究方法などを学び、高学年次にかけて日本史、東洋史、西洋史の専攻などに分かれ、年代別、政治や文化などテーマ別に深く掘り下げていきます。文化財は、遺跡や遺物の発掘や調査の方法、保存方法、美術史、古文書など史料の扱い方、博物館のあり方などを学びます。それぞれ実習が多いのも特色です。
学校選びのポイント
地理、歴史、文化財は関連性が深いため、単独学科だけでなく歴史系の学科で地理を学べるケースなどもあります。また、地理も歴史も専門ジャンルごとに専攻・コースを設けることが多いので、学科名で判断しないで学べる内容を詳しく調べましょう。文化財は、学科が増えてきているので新増設も要チェックです。
学びのトレンド
歴史学の一部でもある考古学には、宇宙考古学と呼ばれるジャンルがあります。これは、人工衛星から撮影した地表の写真などをもとにして古代の遺跡や地形を探索するものです。たとえば、地下に遺跡があると水はけの違いなどから衛星写真に痕跡が写る場合があるといわれています。宇宙から古代を探る試みはすでにいくつも成果が上がっていて、研究の進展が期待されています。
| 知識&技術の生かせる職場・職業 |
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| 学校教員 |
| 旅行・観光関連企業 |
| 文化財関連企業 |
| 出版関連 |
| 測量関連 など |
| 関連資格 |
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| 学校教員免許(社会系) |
| 学芸員 |
| 図書館司書 |
| 測量士 など |
| 関連分野・学問 |
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| 総合文化 |
| 日本文化 |
| 海外文化 |
| 地球・環境 |
| 芸術総合 など |
| 学べる学科 |
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| 史学科 |
| 歴史文化学科 |
| 史学地理学科 |
| 地理学科 |
| 文化財学科 など |





















