アコガレ☆JOBインタビュー|ロボットエンジニア

ロボット開発の面白さはどこにあるの?

未知の世界を切り拓き、新たな楽しみを提供できる。

バンダイでは“サイエンスエンターテインメント”と題して、科学に親しめるおもちゃを提案してきました。たとえば、ユーザーのプログラミング通りに動く自律型ロボット“タンサーボーグ”。本体に搭載されたセンサーを駆使して、明るい方に向かったり、指示した通りに歩いたりと、さまざまな動きを実現できました。そして2006年4月、このタンサーボーグを継承した新しいロボット“ネットタンサー”の開発に着手することとなったのです。

僕はこのプロジェクトのまとめ役として参加。各専門分野のエンジニアと打ち合わせを重ねながら、「パソコンを使って遠隔操作するのはどう?」「なら、無線LANを使ってみようよ」と、少しずつ仕様を固めていきました。そして、試作品を製作。テストを繰り返して微調整を行い、完成度を高めました。量産体制に入った後には製品のできあがりをチェックしたり、マスコミに配布するプレスリリースを手配したりと、製品が市場に出るまで、そのすべてにかかわりました。

エンターテインメントロボットの開発には、未知の世界を切り拓き、新しい遊びを創造する面白さがあります。今後も、ロボットの開発を通して、たくさんの人に“ロボットとコミュニケーションする楽しさ”を提供していきたい。まずは、小さな子どもでも気軽に遊べるようなロボットを開発していくつもりです。

(取材:2007年10月)

この人に聞きました!

北川 敏さん

きたがわ さとし

北川 敏さん

株式会社バンダイ
開発設計部 先端技術チーム

この仕事をめざしたきっかけは?

ロボットが大好きだからです。就職活動中は、自動車や家電メーカーなども検討しましたが、いちばん好きなことに取り組みたいと改めて思い、バンダイに入社しました。

現在までの道のりは?

2002年、株式会社バンダイに入社。キャンディ事業部、戦略開発室技術開発チームなどを経て、2007年4月から開発設計部先端技術チームに所属しています。

高校生へ一言アドバイスを!

たとえば、何かを見たときに「なぜ、このかたちになったんだろう?」と考えてみる。ちょっとしたことにも疑問を持つ好奇心が、エンジニアに必要な想像力を高めてくれますよ。

●北川さんのある1日

8:40
出社。パソコンを立ち上げ、メールチェック。優先順位の高いメールから返信を書く
9:00
パソコンに向かって作業。アイデアを考えたり、仕様をまとめたりする
10:00
社のエンジニアとミーティング
12:00
昼食。いつも社員食堂で食べる
13:00
社外の協力会社とミーティング
15:00
別の協力会社とミーティング
16:00
試作品を実際に使って、操作性など細かい部分をチェック
20:00
終業