手がけたものが地図に載る。
人との出会いも
予想以上に多い仕事です。
めざしたきっかけ
もともと建築にかかわる仕事に就きたくて勉強していましたが、電気工学の面白さに気づいたのがきっかけです。自分が描いた図面がかたちになり、建物になること、そして地図にも載る、という点で建築との共通点も多く、やりがいを感じています。
今のこと、これからのこと
電気工事エンジニアは、オフィスビル、マンション、商業施設、公共施設、工場など建物全般の電気設備にかかわる施工管理を行います。新築の場合、夏は屋根もない炎天下で作業し、冬は雪など天候に関係なく作業を続けなければなりません。また高層ビルでは、エレベーターもない中での上り下りなど、根性と体力が要求されます。
2年程前に、ビル1棟の改修工事を任されたときに設計段階からかかわり、以降は現場代理人も兼務しています。着工の前段階では現場の調査、積算、予算の交渉、着工後は設計、工程表の作成、作業員のための施工図面(配線図・システムの系統図・機器類の配置図)などの作成、材料の手配、機器類製作のためにメーカーとの打合せなど、その業務は多岐にわたります。
改修工事の場合、建物内に入居者がいる状態で作業を行うので、業務に支障が出ないよう細心の注意を払います。また、現場ではさまざまな業者との打合せも多く、コミュニケーション能力が必要です。今の仕事は完成までにまだ数年を要しますが、「いい指令塔=段取り屋」として、まわりのみんなが気持ちよく作業できる環境をつくり、各社の工程をしっかりと把握して、スムーズに進めていきたいと思っています。
だから、この仕事が好き
もともと、人と接することが好きなので、多くの人とかかわれるこの仕事は楽しいですね。また、新築物件であれば、何もなかったところに電気(あかり)が灯るのは最高に嬉しい瞬間ですし、何よりも現場が毎日変わっていくのが楽しみですね。
(取材:2006年11月)
